「羅生門」 芥川 竜之介

読んだ本の感想



こんにちは「れびゅー」です。

もうだいぶ前に読みました本書、こちらも名作であり、殆どの方がなんらかの形で読まれているとは思いますが、僕は恥ずかしながら「どんな内容?」って聞かれて答えられる程ちゃんと読んだ事がありませんでした。

死者の髪を抜いてかつらにしようとしている老婆を正義感から断罪しようとする下人が、老婆の言葉を聞いて「生きる為の悪い行い」をする勇気を得て老婆の衣服を売る為に剥ぎ取り、どこぞへと消えて行く。



お話としてはこんな感じなのですが、「人は生きる為なら何をしても良いのか?」という、それこそ十人十色な答えの無いテーマについて描かれた作品です。

みなさんは「生きる為にした悪事」って何かありますか?現代社会において、小市民として普通の暮らしをしている限りそんな状況に出くわす事ってほぼ無いですよね?でもだからこそ、生きる為に悪事を働かなければならなくなったら、自分はどうするのだろう?と考えてしまいます。

本書は、老婆や下人を通じて、「生きるという事は」「そんな状況になったら自分ならどうする」といった風に正解の無い問いに対して自分なりの考えや、自分はどうしてきたか?自分ならどうするのか?を深く考える機会を与えてくれる作品だと思います。

キンドルを入れてあれば青空文庫で無料で読めます。




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Posted by れびゅー