「英語の神様」 小野七夏

読んだ本の感想


こんにちは「れびゅー」です。

表紙の怪しい感じ(装丁に携わった方すみません)と帯の「英語学習に疲れたあなたへ」の言葉につられて思わず読んでみました。英語学習につまづいた方向けの学習方法指南本なのかなーと思いつつページを開いたのですが、そうではなくて(ある意味指南でもあるのですが)、読み物としてとっても楽しめました。

健康器具メーカーに勤める主人公「池尻」が外国人上司や嫌な後輩のせいで「英語恐怖症」になってしまい、たまたま得た「インドに英語の神様がいる」という情報を元に神様に会うべくインドへ旅立つ。そんなお話なのですが、いやー面白かったですよw



まず冒頭から主人公が神様を求めてインドに旅立つのですが、

>池尻が英語の神様の存在を知ったのは、ネットの掲示板の中だった。 『どんな英語のできない人も、神様にかかれば、英語の達人になれる』

なんかこうノリがというか「カラテキッド」的というか、「伝説の師匠に会いにいく!ばばーん」みたいな映像で脳内再生され出しました。もうこの時点で結構わくわく。そして、英語の神様を求めて寺院周辺をうろうろする主人公は「怪しいシンガポール人のアンドリュー」と出会います。

このアンドリューという人物が「池尻がここに来る事はアガステアの葉を見て知っていた」なんて言い出すもんですから、お話はもうどんどん怪しさ満天の展開に。で、このアンドリューとなんやかやあって英語に関する課題的なモノを出されるのですが、そのやりとりが「パラッパラッパーのたまねぎ師匠」的。古くてすいませんw

アンドリューにダメ出しされる時の情景が、パラッパラッパーで失敗した時にたまねぎ師匠が冷たく言い放つ「again」として再生されておかしくてしょうがないw

この辺のくだりを読んでいて、こうして神様に出会えて稽古をつけてもらい、劇的に英語を習得して日本に帰るのかな・・・と思っていましたがそうじゃなかった!っと、あんまり詳しく書いてしまうと面白さ半減してしまうのでこの辺でやめとこう、うん。

なんだろう、本書は、なかなか面白いB級映画を見ている感じですかね。突っ込みどころ満載なのですがこの後出てくる以外な人物との絡みなど、とっても面白い。ページ数も150ページ程ですし、読むのが速い方なら1日掛からず読み切ってしまえる量ですので、気になる方は是非読んでみて下さい。




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Posted by れびゅー